ドン・チャック物語

2013.11.10

『ドン・チャック物語』#87#88#89

 以前AT-Xで放送されていた時にあらすじ紹介をしていたが、私が一時視聴できなくなり脱落。今回DVDで発売されたため、最終話まで補完していく。

『ドン・チャック物語』#87#88#89

#87「あこがれのベンジャミン大佐」
 バミールの森から虎のベンジャミン大佐がやってきた。バミールの森は隣のドーバーの森とずっと戦争を続けている。二つの森の戦争の発端は、パミールの森よりドーバーの森のリンゴがおいしかったからだという。戦争の話を聞かせて欲しいとせがむチャックたち。翌朝、ベンジャミン大佐は村人を集め、義勇兵として共にドーバーの森と戦って欲しいと演説する。戦果を上げればリンゴ100個とリンゴの苗100本、それに勲章がもらえると聞き、コン太は早速ラッパに知らせに走った。チャックやダイゴ、看護兵役に立候補したララとミミもベンジャミンの元に集まる。
 そのころ、アリストテレスとララの母はメエ先生を訪ねていた。戦争を知らない子供たちや、平和に慣れきった大人たちが義勇兵になりたいというのをを不安がる三人。アリストテレスは「我々大人の責任として、戦がカッコいい物ではないことを教えなくては」と立ち上がる。
 アリストテレスたちは子供たちを説得しようとするが、正義のために戦うのが何故悪いことなのか、チャックたちには納得できない。ベンジャミンは邪魔が入ったことに影で渋い顔をするが、出発は今夜だと言い渡す。子供たちがいなくなったことに気づいた村は大騒ぎ。アリストテレスとミミの父が後を追うことになった。
 道中、チャックたちはケガをして倒れている親子を見つける。ベンジャミンは先を急ごうとするが、子供たちの熱意に折れて傷の手当てだけを許可する。手当をした親子はドーバーの森から逃げてきたといい、戦争のきっかけはリンゴの品評会で双方の王がケンカを始めたのがきっかけだという。今までの話と違うことを聞かされたチャックは驚き、ベンジャミンに真実を尋ねる。ベンジャミンは敵の親子を殺そうとするが、チャックたちは体を張って親子を守ろうとする。ベンジャミンはあきらめて一人で行ってしまった。チャックたちは親子を連れてザワザワ森に帰るのだった。

脚本 筒井ともみ。バミールの森とドーバーの森の元ネタはインドとイギリスだろう。チャックとラッパが協力する珍しい話。


#88「七人の盗賊をやっつけろ!」
 チャックたちは病気で行きだおれている犬の旅人を見つけ、家に運び込んだ。翌朝、旅人は姿を消していた。外に出ると、川で楊子を飛ばして魚を捕る旅人がいた。ロッキーと名乗った旅人は回復するまでチャックの家に住むことになった。
 トンガリ山にアケビ取りに行ったチャックたちは、ヤマネコの盗賊たちに出会う。話を聞いたロッキーには心当たりがあった。あちこちの村を荒らし回っている7人の盗賊団だったのだ。村人を集めたアリストテレスは、みんなで戦おうと主張するが、村人は及び腰。ロッキーは自分の経験を話し出す。彼の故郷、ハナサカ森に3年前やってきた盗賊は森を焼き払い、両親や村人も殺されたという。だが村人たちは、ロッキーが自分の個人的な恨みを晴らすために自分たちを利用しようとしているのだとくってかかる。食料を渡せば丸く収まるというのだ。アリストテレスはロッキーと共に戦う決意をし、影で話を聞いていたラッパも、英雄になるチャンスだと張り切る。
 チャックたちは二匹の山が斥候に来たのに気づき、蜂の巣を落として攻撃する。弱ったところをロッキーが投げ飛ばした。このまま残りのヤマネコたちの所に乗り込むロッキー。遅ればせながら協力しにやってきた村人たちと共に、チャックたちも後を追う。山賊二人を倒したロッキーだが、ボスの弓で谷に飛ばされてしまう。しかも、家で待機していたチャックとララが山賊のボスに捕まってしまう。子分たちとチャックたちを交換使用と提案するボス。アリストテレスはワインの樽を差し入れる。中にはロッキーが入っていた。ロッキーは山賊たちを筏に結びつけて海に流すと、ハナサカ森を立て直すために旅立っていった。

脚本 安藤豊弘。前の話から続けて見ると村人の落差に戸惑う。

#89「ざわざわ森のクリスマス」
 ザワザワ森ではクリスマスパーティの準備がたけなわ。大人たちはメエ先生をサンタクロースに仕立ててプレゼントを配る計画だ。パーティーに呼ばれなかったラッパたちは、何とかしてパーティに参加しようと考える。
 その頃、森にマッチ売りの少女がやってきた。チャックたちにマッチを売ろうとするが、降り出した雪に浮かれたチャックたちは気にもとめずに行ってしまう。マッチ売りのリーナは母が病気で、大家のベルトンにクリスマスまでに家賃を払わなければ追い出すと宣告されていたのだ。しかも降り出した雪で裸足の足を取られて転んでしまい、マッチが濡れてしまう。最後の一箱を抱え、リーナは歩き続けた。ララの家を見つけたリーナは、パーティの準備をするチャックたちを見てマッチで暖を取ろうとするが、マッチもきれてしまい、気を失ってしまう。遅れてきたやってきたミミが倒れているリーナを見つけ、家に運び込む。翌朝、気がついたリーナから事情を聞いたチャックたちは、家賃代わりに木の実を集めて持って行く。木の実を渡されたベルトンは渋々引き上げる。そこに鈴の音が。そりにはサンタに扮したメイ先生が乗っている。リーナの母を往診するというのだ。チャックは二人をザワザワ森のクリスマスパーティに招待する。そり引きを手伝ったラッパたちもめでたく招待される。
 リーナの母は招待されたお礼にクリスマスの謂われを話す。「きよしこの夜」の歌とともに、夜は更けていった。

脚本 筒井ともみ。挿入歌として使われている曲は流用曲か不明。久しぶりのフィフィだが大きくなっている。
リーナ親子は鹿っぽいがエピソードからするとトナカイだろうか。
人間が出てこないドン・チャック世界だが、キリスト誕生のエピソードは天使が人間で描かれている。

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2005.11.24

吉田喜昭の話

 NUからのメールで知ったのだが、雪室俊一のWEBアニメスタイル連載コラムが本になった。
 「テクマクマヤコン ぼくのアニメ青春録」
 いい機会なので、いずれ触れようと思っていた脚本家吉田喜昭の話をば。
 この本にも収録されている「アニメライターの死」というコラムで、氏の人となりと晩年が語られている。
 『ドン・チャック物語』でキャラクターの心の機微を丹念に描いてきた氏の晩年がこういったものであったのに、連載当時やりきれないものを感じた。

関連言及をしているブログ
Umikaze Website Diary - アニメの脚本家

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2005.08.28

『ドン・チャック物語』#85#86

#85 「母をたずねてざわざわ森へ」

 猿の少女、ケティがアリストテレスを訪ねてきた。画家の父、レイモンがいまわの際に彼を訪ねるよう言い残したのだ。ケティは、死んでいたと聞かされていた母ジーナがどこかで生きているのではないかと考えていた。ケティは同じ境遇のチャックと思いを通わせ、絵を描いて楽しむ。
 アリストテレスは、ケティに真実を話すべきか、メエ先生に相談する。そのころ、ケティはチャックに真実を聞き出してくれるよう頼む。
 アリストテレスは意を決する。ジーナはケティが幼い頃、貧乏暮らしに耐えられずに別れてしまったのだ。今はサンダー森の金持ちと再婚している。翌日、チャック親子はジーナを尋ねる。ケティも後を付ける。
 レイモンの死を聞かされたジーナは、「もうケティだけの母親にはなってやれない」と断る。影で見ていたケティは、ジーナの気持ちを悟り、家に帰るとチャックたちに伝える。

 脚本・筒井ともみ。ケティもレイモンも顔が濃いので、最初違和感を感じた。

 エンドタイトルの「交通安全を守ろう」が「手を上げて 横断歩道を渡ろう」に。背景は花畑をチャック、ラッパ、ダイゴ、アリストテレスが駆けているというもの。

#86 「郵便配達のウッディさん」

 パキシェルの森に住むリスの女の子、ワーリヤは祖母と二人暮らし。月に一度、熊のウッディおじさんが持ってくる母の手紙を楽しみにしていた。
 ウッディは近隣の森に郵便配達をしており、チャックたちもウッディの話を楽しみにしていた。ザワザワ森に来たウッディは、ワーリヤの誕生日プレゼントを預かっていて、先を急ぐという。だが、道中の大雨で増水した川にプレゼントを落としてしまった。
 翌朝、チャックたちは溺れたウッディを助ける。動けないウッディの代わりに、チャックたちがプレゼントを探しに向かった。その頃、プレゼントは釣りに来たラッパたちの手に渡っていた。ウッディに助けられた恩があるラッパは事情を聞いて協力する。
 どうしてもワーリヤの誕生日に間に合わせたいウッディは、ケガを押して出発する。チャック、ダイゴ、ララは追い掛けて同行する。雪の中、力尽きたウッディの代わりに、チャックたちがプレゼントの人形を届ける。チャックはワーリヤからのプレゼントのマフラーを託される。マフラーを見たウッディは、満足そうに息を引き取った。

 脚本・筒井ともみ。ラストの墓は子供だけで作るには立派すぎないか。

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2005.08.11

『ドン・チャック物語』#83#84

#83 「我が娘(こ)を救うために」

 コリー犬のオルビーが、娘をメエ先生に診せにやってきた。たが、ティナは心臓病で、パンドラの町のキューソー博士に手術してもらうしかないと宣告される。それを聞きつけたカワウソのバングは、夜中にオルビーを呼び出す。
 バングとオルビーは、かつて盗賊の一味だった。だが、オルビーは仕事先で誤って子供を巻き添えにしてしまったことを悔やみ、足を洗ったのだ。オルビーが金に困っているとにらんだバングは、鍵開けの仕事をすれば山分けにすると誘う。断るオルビーだが、背に腹は替えられず、ララの家に仕事に向かう。だが、10年前の腕の傷を見て思い直し、引き返す。その時、スカーフを落としていった。
 そのころ、ラッパたちは空腹で息も絶え絶えだった。夜釣りに行かされたコン太は、何者かが森を走り去るのを見る。
 翌朝、ララの家は大騒ぎ。チャックたちはオルビーの落としたスカーフを見つける。焚き付けるバング。バングはティナにも父親が犯人だと告げる。ティナから責められたオルビーは、どこかに走り去る。ティナは自分が犯人だと言うが、メエたちにはお見通し。そこにコン太がやってきた。夜中の人影がバングだと分かったチャックたちは、バングを探し、オルビーとハングがもみ合っているところを見つける。宝石はバングの袋の中から見つかり、誤解の解けたオルビーは、村人たちの暖かいカンパを受けて旅立っていった。

脚本・筒井ともみ。時代劇では黄金パターンの話。そうか。ドンチャックの本質は時代劇だったのか。
 ララの父親の顔が初めて分かる。

#84 「大あわてガンテツ大王」

 ラッパによると、ガンテツ爺さんが家に閉じこもっているという。メエ先生に相談するよう勧めるチャック。メエ先生に説得され、ガンテツは一通の手紙を見せた。カラカラ森のダントン大王が、ガンテツ大王に会いに来るというのだ。手紙で見栄を張ってしまった結果だが、メエ先生とアリストテレスは村人に一日芝居をしてもらうよう頼む。
 翌日、ダントン王は二人の家来と共に村にやってきた。ダントンは村人のもてなしに感謝し、夕方旅だっていった。
 翌朝、村人たちはガンテツから北の岩山に来るよう誘われた。岩山の洞窟に案内されると、突然檻に閉じこめられた。ガンテツはダントンの変装だったのだ。脱出しようとするチャックたちだが、ラッパを人質にとられて動けない。そこに、本物のガンテツが岩を落としてきた。ダントン大王も嘘だったことに怒るガンテツは、ダントンを貫禄で倒す。

脚本・吉田喜昭。ダントン大王も嘘だとは思ってたが、こういう展開とは。

 スカパーが一時見られなくなるので、今後の感想は遅れる予定です。

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2005.08.08

『ドン・チャック物語』#81#82

#81 「ざわざわ森でのめぐり逢い」

 犬のナビールが、妻子の行方を捜してザワザワ森にやってきた。ナビールは船長で、遭難して5年も帰れなかったのだ。報酬の話を聞いたラッパたちは、早速手伝いに立候補する。
 チャックたちは森で、少女エミーに出会う。エミーは病気の母親マリリンを看病していた。メエ先生に助けられ、エミーたちは一心地つく。マリリンの話を聞いたアリストテレスは、彼女たちがナビールの妻子だと気付く。アリストテレスたちは、マリリンからペンダントを受け取り、ナビールたちを探しに町へ行く。
 その頃、人捜しに疲れたラッパたちは、幼児を見繕って連れてくるが、子供が成長しているのを忘れていて失敗。次はコン太を女装させるがもちろん失敗。そこにアリストテレスが現れる。妻子が見つかったことを知ったラッパは、ナビールの居場所を尋ねるアリストテレスを、明後日の方向に道案内し、出し抜こうとする。だが、散々騙されたナビールは信じようとしない。そこにたどり着いたアリストテレスのペンダントを見て確信する。
 ザワザワ森に引き返したナビールは、ようやく再会を果たす。

 脚本・高桑信。冒頭はナビールの語りという異色作。父と再会したエミーのぎこちない反応が真に迫っている。

#82 「悲しみの旅のはてに」

 チャックたちが遊んでいると、ラッパたちが隣森のサーカスに行くと自慢しにきた。その後、シカの老人、トーマスが倒れているのを見つけ、メエ先生の元に担ぎ込む。かなり衰弱しているようだ。
 ところが、翌朝老人の姿が消えてしまった。必死に探すチャックたち。ようやく見つけた老人は、必死に木彫を彫っていた。木彫は孫娘のフルルの像だった。トーマスはフルルを探して旅をしていたのだ。トーマスはフルルを、亡き両親の遺言通りバレリーナにしようとするあまり特訓を課すが、フルルは耐えきれず、白樺の皮のみを持って家を出ていった。
 トーマスは像を仕上げると、力付く。そこに通りかかったラッパたちが、サーカスにいたロータという少女に似ていると言い出す。サーカスに駆けつけたアリストテレスたちは、自分はフルルではないというロータに、フルルになりきってくれるよう頼む。トーマスの前でロータは踊り、トーマスは安心してこと切れる。ロータは白樺の皮を残して走り去る。引き留めようとするチャックに、アリストテレスは「一番悲しいのは彼女だ」と諭すのだった。

 脚本・吉田喜昭。泣かせるなあ。

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2005.07.31

『ドン・チャック物語』#79#80

#79 「アドベンチャー号 海へ行く!」

 ダイゴが川で異変が起こっているというので、チャックとララも加えて探検することに。上流へ向かうと、スカンクの親子が木を切っていた。船を造って海に出るのだという。息子のユーキは海に行こうと誘うが、父親のローマンは危険な旅だと反対する。諦めかけたチャックたちだが、ララに焚き付けられてこっそり船造りを手伝うことに。それを見かけたラッパたちも関心を持つ。反対したアリストテレスも、ローマンの態度を見て信頼し、旅を許す。協力の甲斐あって、アドベンチャー号は見事進水式の日を迎えた。だが、ラッパたちが密航していた。チャックの取りなしで彼らも働くことに。途中、嵐にも遭いながら、アドベンチャー号は無事海に到着した。

 市川徹はドンチャック初登場?焚き付けるララちゃんは珍しい。浪漫と勇気か。「空いっぱいの夢」二番が流れる。

#80 「大騒動!!ざわざわ森」

 ラッパが一本杉に登っている。自分が大鷲になったと思いこんでいるのだ。皆の見守る前で飛び降りるラッパだが、ケガ一つ無い。やってきたガンテツ爺さんは、悪魔が取り憑いたのだと言い出す。昨夜悪魔の使いのコウモリを見たのだ。ガンテツはコウモリ退治を命じ、コン太とカチンコは森中駆けめぐる。だが、グレースがケガをしたコウモリを飼っていたのを知り、ガンテツはコウモリを殺すようねじ込む。グレースやアリストテレス、メエ先生は反対するが、ラッパの奇行の原因が分からないので押し切れない。そこにトリッカーと名乗る狼が現れた。何やら唱えると、ラッパは正気に戻る。トリッカーは森の神の怒りが解けたのだと言う。森の神の使いだというトリッカーをガンテツたちは信じこむ。
 だが、今度はミミの祖母がおかしくなった。自分は15歳の娘だと思いこんでいるのだ。トリッカーはまたも治療を施し、一瞬で消えてしまった。信奉者を増やしたトリッカーは、森に神殿を作り、神官として振る舞う。その頃、アリストテレスとメエは奇行の原因は催眠術だと気付く。だが、納得できないチャックとダイゴは真相を確かめに行き、捕まってしまう。催眠術に掛けられたダイゴに襲われ、絶体絶命のチャック。だが、チャックはダイゴをはね飛ばし、アリストテレスの渡した虫眼鏡で催眠術を跳ね返して勝利する。

 久々にガンテツ爺さん登場。ラッパの奇行の原因は予想通り。だがその後の展開はさすが吉田喜昭。虫眼鏡もちゃんと伏線がある。

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2005.07.25

『ドン・チャック物語』#77#78

#77 「メエ先生のいない間の大事件」

 メエ先生がピッカリ森に出かけるため、グレースが留守番をすることに。チャックたちも手伝いに大張り切り。
 メエは旧友のグラブと意気投合。若い医者の堕落ぶりを嘆くグラブに、グレースを紹介する。
 翌日、小鳥を助けようと木に登ったチャックが落ちてしまった。グレースが手当をしていると、トミーという若い医者が現れた。トミーは一目見るなり「脈が切れている」と騒ぎ、必死の看病で息を吹き返させる。トミーはそのままメエの代理を引き受ける。
 しかし、村人がアリストテレスに相談に来た。高額の治療代をふっかけられたというのだ。何も言われなかったアリストテレスは寝耳に水。命の恩人と信じているチャックはトミーに詰め寄るが、ついに正体を表す。
 責任を感じたグレースはピッカリ森に向かい、帰宅中のメエたちに訴える。
 そのころ、アリストテレスたちはトミーに交渉していた。そこにメエが現れる。トミーはグラブが破門した弟子だったのだ。川に落とされたトミーはチャックに助けられ、改心する。トミーはグラブに引き取られていった。

 グレースとくれば吉田喜昭。吉田喜昭については、いずれ場を替えて語りたい。
 久々にミミを見たな。トミーはビーグル系の犬。


#78 「ルピックじいさんの水車小屋」

 リスのルピックじいさんとポニーの水車小屋にやってきたチャックたち。中を案内してもらって感心する。だが、最近仕事が少なくなっているという。原因はガスパの蒸気機械粉引き。チャックは宣伝をするラッパたちにくってかかるが、とりあわない。チャックたちはガスパの工場に見学へ。バッファローのガスパはラッパたちをこき使い、雑な仕事で大量生産をしていた。仕事がないため、とうとうルピックは水車を止めてしまう。
 どちらがよいのか悩んだチャックは、アリストテレスに相談する。アリストテレスは、文明は発展すべきだが、最終的には森の人々の判断に任せるべきだという。チャックはハボックを応援することに決める。
 だが、ガスパへの流れは止まらない。チャックたちは仕事を取りに行こうと申し出るが、職人気質のルピックは断る。
 ポニーは自分の粉を使ってパンを焼き、ガスパの粉と味比べをすることを思いつく。パンは大評判。ガスパの粉が粗悪なことを知った人々もルピックの元に戻ってきた。

 劇中の水車の歌はオリジナル?

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2005.07.18

『ドン・チャック物語』#75#76

#75 「怪盗ブラックローズ」

 怪盗ブラックローズから、「今夜この森で何かが起こる」という張り紙が張り出された。
正体も分からず怯える村人。
 翌朝、グレースがチャックの家に駆け込んできた。メエ先生がいなくなったというのだ。先生は木の上に吊されていた。先生の背中には第2の予告状が。今夜、三本足の銀の燭台をいただくという。燭台はダイゴの家にある。警備するチャックたちだが、隙をついて盗まれてしまう。
 今度はララの家のクッキーを盗むという予告状が届いた。実は犯人は便乗したラッパたち。だが、本物のブラックローズが現れ、黄金の壷を奪うと予告する。壷はチャックの家にある。チャックは罠を仕掛けて待ち受ける。侵入したブラックローズだが、大好物のバナナに釣られ、持ち帰ってしまう。浮かれていたのか、壷の底から砂がこぼれているのにも気付かない。後を付けたチャックたちは、謎の屋敷にたどり着き、翌日一本杉で勝負することになる。しかし、一本杉でもバナナに釣られ、あっさり御用。

 「ブラックローズ」なんて名前なので、てっきり女だと思っていたら、聞こえてきたのは野太い声。しかも張り紙のバラは赤だし。
 しかし、ホラーな始まりなのにオチは情けない。筒井ともみらしい脚本だ。

#76 「町から来たビューティフルガール」

 エルドの町からミリーという女の子がやってきた。ララの母、クリスティーナの友人の娘だというが、お嬢様育ちでお高くとまってばかり。遊ぼうとするチャックたちも難儀する。仲の良い3人に嫉妬したミリーは、ラッパたちを抱き込み、物で釣り上げ友情を裂く作戦に出る。ララとダイゴは釣られてしまい、チャックは独りぼっちになるが、真の友情ではないことを指摘し、ミリーになびこうとしない。頭に来たミリーは、自分の持ち物がチャックに盗まれたと嘘をつき、騒ぎ立てる。悔し泣きするチャックを、アリストテレスは慰める。
 だが、ダイゴはミリーが盗まれた物を隠しているのを見つけてしまった。悩むダイゴだが、ララの後押しで決断する。
 チャックを岩山に呼び出して仲間に誘おうとしたミリーだが、誤って崖から落ちてしまう。見つけたチャックは、ララたちの助けを借りて救出する。真の友情を知ったミリーは反省し、お礼にプレゼントを渡して帰って行った。

 うってかわって、この話の筒井ともみは最後まで面白い。ミリーはプードル系の犬。

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2005.07.11

『ドン・チャック物語』#69#70

 というわけで書き直し版。

#69 「空からやって来たおじいさん」

 チャックたちがくつろいでいると、空からグライダーが落ちてきた。パイロットのムササビじいさんはチャックの家に運び込まれる。ムササビはグライダーを直すまで留まることにする。チャックはグライダーでママのいる月に行きたいと思う。チャックたちをせせら笑うラッパだが、実は興味津々。こっそり試験飛行するが、あえなく墜落。グライダーはまた壊れてしまう。コン太たちはグライダーは危険だと触れ回り、村人はムササビに詰め寄る。しかし、アリストテレスの説得で誤解は解ける。
 グライダーは無事完成し、ムササビは空の彼方へ飛んでいった。チャックは自分もいつか月まで飛ぶことを誓うのだった。

 毎度毎度扇動されやすい村人である。

#70 「わるものダーティの命を救え!」

 ピクニックに出かけたチャックとダイゴは、薬草を見つけて大喜び。そこに、ダーティーの強盗団の手下が現れる。アジトに連れて行かれた二人は、ケガをしたダーティの手当をさせられる。
 アジトに、女医のグレースが連れてこられた。最初は拒むグレースだが、けが人を見ると態度が変わり、必死に看病する。
 夜中、チャックたちとグレースは見張りの目を盗んで脱出するが、途中でグレースは引き返す。ダーティの怪我が心配で見捨てておけなかったのだ。亡き両親のように悪人でも助けたいと語るグレース。分からないながらもチャックは後を追う。
 グレースの真心が通じ、ダーティは強盗団の解散を命じて息を引き取る。
 二人が戻らないことを心配してやってきたメエ先生は、行く当てのないグレースに自分の助手になって欲しいと申し出る。

 レギュラー入りするグレース初登場。といっても、この話を見るまで私もすっかり忘れていた。
 しかし、メスで丸太は切れないと思う。

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『ドン・チャック物語』#73#74

#73 「お姫さまのみずうみ」

 湖にキャンプに来たチャックたち。その夜、ヤギの老人が立ち去るように忠告してきた。シカのお姫さまのたたりがあるというだ。ローザ姫は恋人の王子が病に苦しむのを見かね、安楽死させた。国民からそしられ、彼女は失意のうちに湖に身を投げたのだ。その後、王女の霊を慰めるために愛用の品が埋められたという噂が立ち、宝探しをする者が現れた。だが、誰一人戻ってこなかったという。
 翌朝も老人が現れ、島に渡るなと忠告する。もちろん、チャックが黙ってはいられない。ダイゴとララも同行する。それを聞いていた宝探しの3人組も島に向かう。
 島に渡る前に、ローザ姫の幽霊が現れるが、皆はひるまない。ダイゴが発見した隠し通路を通って島に渡る。チャックは用心のために命綱を用意する。
 一方、3人組も先行して島に渡っていた。光る石を見つけて大喜び。だが、帰り道が分からないため、チャックたちを脅して道案内をさせる。だが、命綱は途中で切られていた。何とか脱出するが、そこは崖下。しかも落石が迫ってくる。その時、頭上からロープがさしのべられた。正体は老人の息子。全ては老人の狂言だったのだ。幽霊も息子の変装だった。光る石も全て水底に沈み、争いの種はなくなった。

 この時代に安楽死ネタか。硬派だよドンチャック。

#74 「恐怖の一夜」

 ある嵐の夜。凶悪犯ブラックがザワザワ森に逃げ込んだ。ブラックは雨宿りをしたいとチャックの家を訪れ、チャックを人質に取る。腕のケガが治るまで居座ろうというのだ。アリストテレスは冷静に応対しようとするが、警戒心が強く、なかなか心を開かない。二人は縛られてしまった。
 翌朝、ハイキングの約束をしていたダイゴとララが、チャックの家にくる。アリストテレスは、チャックは風邪を引いてメエ先生のところに行ったと嘘をつく。
 その頃、メエ先生のところにはデーブ保安官が傷の手当てに来ていた。そこに、チャックを訪ねてララたちがやってきた。チャックが来ていないことを知ったデーブは、チャックたちが人質になっていると推理する。
 様子をうかがうデーブ。ブラックの腕のケガは芳しくない。デーブはけむり草でいぶりだす作戦に出る。追いつめられたブラックだが、老骨のデーブはあえなく縛られてしまう。そこに、ダイゴに助けられたチャックが飛び込んできた。腕の痛みで攻撃できないブラック。見かねて手当に入ったグレースは、彼が幼なじみのポーリンだと気付く。だが、ポーリンは認めようとしない。幼い頃、溺れていたところを助けられたグレースは、ポーリンが豹変したことが信じられない。ポーリンは、飢えた子供たちのために畑の作物を盗んだと誤解され、罪人にされてしまったことから、道を誤ったのだ。ポーリンは自首し、メエ先生は、「心の傷を治した」とグレースを誉めるのだった。

 予想外の展開だったな。
 冒頭の嵐をやり過ごすよう諭すアリストテレスとチャックの会話が味わい深い。吉田喜昭脚本ならでは。
 先日の「わるものダーティの命を救え!」で出てきたグレースがこの話からメエ先生の助手になっている、と書こうとして、該当話の記事がなくなっていることに気付く。どうやら修正時に消してしまったらしい。仕方ない、書き直しだ。

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