「のび太のひみつ道具博物館」はパーマニア必見!(ネタバレ)
例年通り、映画ドラの初日舞台挨拶に行ってきた。
今回は観客に秘密道具の絵の描かれたシートが配られ、写真撮影で掲げた。ちなみに私はタケコプター。
その後、出口でいずるさん達に出会い、アフタートークがいつものメンバーより多くなった。特に盛り上がったのが、「愛しり」最終話がどうなるかの予想とインドハットリの話。もちろん映画の話も盛り上がったが、今回は皆満足という様子だった。
是非とも大ヒットして、去年の興行収入を超えて欲しいものだ。
ここからネタバレ
今回のストーリーは、TVスペシャルでよくやっている22世紀の世界を絡めた話の延長線上という感じで、安心して観ていられた。根っからの悪人がいない話というのも好感大。オチについては途中で予想できたものの、他のブラフや複線もきれいに回収しているというのは、アフタートークでも好評だった。ただ、「暴走する疑似太陽を封じ込めているのは原発のオマージュでは」という感想があり、確かにそうとも受け取られかねないなとは思った。
個人的には、ハルトマン博士とペプラー博士の関係に両藤子先生をついダブらせてしまった。優劣の差というよりは、片方は亡くなってて、回想シーンでも非常に仲よさそうだったので。
声優陣も手堅くて安心。ツイートで千葉繁が出てるのは分かったので楽しみにしていたが、ペプラー博士は「X-MEN」のビーストを思い出す演技で、いい年の取り方をしているなと思った。ヒロイン枠のジンジャーも利発で世話焼き屋と言う設定でお気に入り。マスタード警部こと松平健は最後近くに違和感を感じたくらいで、普通にうまかった。
主題歌「未来のミュージアム」も劇中の雰囲気に非常に合っていた。千秋の挿入歌は「どこで流れたっけ」という感じ。
そして何よりも、今作には『パーマン』のオマージュネタがたくさんあるのが見所。ドラ本編でも道具として登場し、今作でも重要な役割を果たすコピーロボット。博物館のモブでパーマンセット、のび太の部屋の漫画に「Pマン(ピーマンのヒーロー)」、ペプラー博士のキャラクターモデルはどう見ても魔土災炎だし、とどめにスネ夫が乗るのがバードマンの円盤(デザインは原作版)!これには劇場で心臓が止まるかと思った。
不満らしい不満と言えば、パンフレットに千葉繁のインタビューがなかったこと。藤子アニメにも縁の深い声優だし、当然載せるべきかと。
そして、来年の作品がマイフェイバリットのあれか。楽しみだけどすごい不安。
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