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2008.09.06

『のび太とアニマル惑星』観劇

 今日は、東京公演中の舞台版ドラえもん『のび太とアニマル惑星』を見てきた。
 私にとって鴻上氏の舞台は、安原さんの出ていた『恋愛戯曲』に続き2度目である。今回はその時とはだいぶ印象が違って見えた。
 この舞台は、ドラえもんが着ぐるみ(映画の舞台挨拶用の物だろうか)で水田わさびが声を当てる以外、アニメとは違ったキャストが演じている。はたして子供たちはすんなり受け付けてくれるだろうか。
 私の見た回はDVD収録用にカメラが回っていた。

以下ネタバレ
 

 まずは会場から開演まで、舞台慣れしていない子供たちが退屈しないためだろうか、アニマル惑星人役の俳優たちが「夢をかなえてドラえもん」を生で歌ったり、握手をして回ったりしていた。
 舞台を見ると、ドラえもんの顔が映っている。目と青い部分はつり下げてあり、鼻から下はスクリーンに投影している。幕が上がると、ドラの青い部分のみ残り、トンネルのような雰囲気になる。この下に上下するスクリーンがあり、奧のスクリーンと合わせて活躍させる。要所で背景を映したり、どうしても舞台上では表現できない宇宙空間の飛行シーンを映したりしていた。
 ドラやのび太がタケコプターで飛ぶシーンは、俳優や着ぐるみドラをワイヤーでつり下げて表現する。これができるのなら舞台版『パーマン』も余裕だ。しかし、並行してミニチュアの人形を俳優たちが手で飛ばしたりもする。
 これに限らず、本作では黒子と俳優の境界が緩く、時には会話するシーンまである。
 本作には、森雪乃丞が音楽スタッフとして参加しており、劇中歌を書き下ろしている。アニマル惑星の新年を祝う曲で、メインテーマでもある「ハッピーディズ・ハッピー」、チッポとのび太のデュエット「美しい星」は文句なし。ただし、ニムゲとの戦いで歌われる歌はロック調で、ドラの雰囲気とはちょっと馴染まないと思った。
 ストーリーは原作に忠実に展開する。一番驚いたのが、1幕から2幕への入り方。ストーリー的にはのび太たちが一度地球に戻ってくる所で区切るのがいいと私は思っていたが、ジャイアンが森に入らないと言いだして動かないシーンで、のび太が「じゃあ、ここで15分休憩にしよう」と言い出すのだ。これが最大のサプライズだった。
 私は映画で追加された、ニムゲの首領がマスクを取るシーンが好きなのだが、残念ながらなかった。
 俳優では、チッポ役の板垣桃子、ママ役の澤田育子が印象に残った。
 
 買ったパンフレットを見ていると、武次光世が藤子・F・不二雄について書いている文章で、いきなりバードマンに触れていてびっくり。まさかここで見るとは思わなかった。
 しかし、鴻上氏は俳優のポートレートは白服でというこだわりがあるようだ。『恋愛戯曲』もそうだった。

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