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2008.03.08

『のび太と緑の巨人伝』(ネタバレ)

 映画鑑賞後帰宅したら、広川太一郎氏の訃報が入っていて驚く。『Pa-Pa-Pa ザ★ムービー パーマン タコDEポン! アシHAポン!』のドクトル・オクトでお世話になったのに。まだまだ活躍して欲しかった。
 NU38号の渡辺歩監督インタビューによると、氏はいつものように、事前にアドリブを入れた台本を持参していたが、台詞の尺がきつくてうまく入れ込むことができず、苦労していたそうだ。

映画感想は以下へ

 今回は事前情報をできるだけ入れないようにしていたが、「ナウシカみたい」というのは漏れ聞こえていた。『Pa-Pa-Pa ザ★ムービー パーマン タコDEポン! アシHAポン!』の時も、「ラピュタみたい」といわれていたのでさもありなんと思っていたが、まあ似たようなモチーフが出てくるくらいで、話はしっかりしていたので一安心。
 のび太たちが地球に戻ってきたときの「みどりの守り神」オマージュカットは初見だったので大喜び。後、出木杉が「のび太と雲の王国」のしずかの台詞を引用していた(で合ってますよね)のが良かった。
 ストーリーはゲストが多かったので中盤のび太サイドが置いてきぼり気味だったのが気になった。
 ゲスト声優はほぼ無難な出来。キー坊は非常に良かった。将来が楽しみだ。
 もちろん、渡辺監督の丁寧な日常シーンは存分に楽しめる。階段を下りずに材木を渡ったり、「溶岩だよジャイアン」なんて懐かしい。のび太の部屋に70年代アイテムが見られるのは苦笑。

 私は日劇2の初回を舞台挨拶つきで見たのだが、三年目ともなるとさすがに観客も段取りを分かっていて、映画が終わるとキー帽子を被りだした人がちらほら。しかしこの帽子、もう一回りくらい大きく作るか、切れ込みを入れてくれないと大人にはきつい。

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