« 今日のパーマン記事 | トップページ | 『銀牙伝説WEED』かかる »

2006.09.09

『愛を称えて』

 今日は安原さんの舞台「愛を称えて」を観劇。劇場のアイピット目白は初めて。目白に降り立つと、駅前ではお祭りの準備。鯉のぼりと「親王生誕おめでとうございます」と書かれた幕。学習院のお膝元だからだろうか。
 アイピット目白は住宅街のど真ん中にある。近くに行列のあるつけ麺屋があったので、帰りに寄ろうと思ったら閉まっていた。

 舞台はテレンス・ラティガンの本邦初演作。登場人物は4人。詳細はこちらを参考。井上倫宏の舞台を初めて見た。安原さん演じるセバスチャンの親友という設定だが、かなり年下である。二人を取り持つのはチェス。セバスチャンの息子ジョーイ(菊地真之がいい声で演じていた)もチェスが好きで、最後はチェスが父と子の仲を取り持つ。
 「朝の時間」の将棋といい、ボードゲームを対戦することで時間を共有する関係が生きている世代はいつ頃までなのだろうか。現代の若者は麻雀くらいか。

 もう一人の主人公はセバスチャンの妻リディア(古坂るみ子)。彼女はエストニア難民という設定で、自分の生まれた国家が存在しない悲しみを語るシーンがある。その一方、支持政党の違いから対立する父子を見ながら、「自分はこのイギリスが好きだ」というシーンもある。過酷な過去に裏打ちされているからこそ達した境地だろう。
 この脚本が書かれた1974年にはソ連領だったエストニアは、現在ではエストニア共和国として復活している。

 閉幕後、安原さんとお話しする機会があったので、11月の中日劇場に出演するのか確認を取った。

 

|

« 今日のパーマン記事 | トップページ | 『銀牙伝説WEED』かかる »

「安原義人」カテゴリの記事

「文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/6040/11826413

この記事へのトラックバック一覧です: 『愛を称えて』:

« 今日のパーマン記事 | トップページ | 『銀牙伝説WEED』かかる »