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2006.07.09

『ウメ星デンカ・宇宙の果てからパンパロパン!』

 テレ朝チャンネルで昨日放送された『ウメ星デンカ・宇宙の果てからパンパロパン!』を見る。
 この映画の上映時は、私が藤子作品から最も離れていた時期で、今まで見る機会がなかったのだ。
 いきなり「平成塾」という学習塾から出てくるシーンで始まり、平成の作品であることを否応なしに認識させられる。太郎の家も親子三人には広すぎるくらいの大きさ。平成パーマンの須羽家といい勝負だ。ま、この後家族の人数を超える居候を抱えるわけだが。
 太郎の部屋もロフトベッドタイプ学習机など、今風のテイストにあふれている。ま、この後居候に占拠されてしまうので、コンパクトな方がいいと思ったのかも知れないが。
 ストーリー的には、キャラクターの登場と説明をするので精一杯という感じで、いかにもパイロットフィルムという感じ。緒方賢一のベニショーガが良かった。ゴンスケは今は亡き松尾銀三というのも意外。もうちょっとドラマが有れば良かったのに。舞台設定は好感が持てたので、TVシリーズでも見てみたかった。
 監督はやすみ哲生だが、EDの演出がモロ『おぼっちゃまくん』。主題歌の「ウメ星の王子様」が気に入ったのでネットで探してみたが、1994年のシングルだけあって出回っていない。コロムビアにマイナー藤本作品を網羅したアルバムを出して欲しいところだ。

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